【オークの樹の下】原作小説ebook完読!! - 행복한일상　幸せな日常

とうとう【オークの樹の下】完読しました。

RIDIのebookで購入した全９巻セット!

結構時間がかかりましたが、読みすぎて眠れなくなったり家事の間もリーディング機能を使って読んだりウォーキングしながら聞いたり...

幸せな時間でした

というよりは知らなかったほうが良かったかもと言うくらいの面白さハマりすぎて日常に戻れるか心配なくらいです（こういう事って滅多にないです)

１部1~４巻と先に読んだリフタンの外伝

２部1~４巻となっていて

今出ているRIDIのコミック（９５話)では１部３巻途中での終わりになっているようですね

コミックは最後まで出さないのかな??

正直コミックの部分は序章に過ぎずその後もどんどん話に引き込まれて行きます

１部３巻（コミックの最終回)ではマクシーがルースの指導で魔法が使えるようになって戦場について行くことになるのですが...

その後が波乱が多すぎて傷つきながらお互いどうすればいいか分からなくなっていく

とにかく１部４巻最後は読みながら涙が止まりませんでした（こんな泣いた小説は初めてかもしれません)

２部からは二人がゆっくりと分かりあっていくそんな感じでしたアナトールには居ずにほぼ戦場や移動中の出来事で魔物の影の策略もあり戦いのシーンも多かったですそんな中マクシーの吃音もいつの間にかなくっていました

全体を通して鍵となるのは外伝かもしれません私がリフタン好きだからかもしれませんが、彼初夜までは女性経験が無しという純粋さ!自殺した母を背負ってっていうトラウマのせいで女性に興味がないという記述もあったように思いますが

自分の女性への知識は周りの人の話す経験談がすべてで、こっそりベットに忍び込んでいた下女の裸を見たのが全てだそう

マクシーもまさかあの容姿で女性経験無しとは考えられなかった様子、過去の彼女？とか思って嫉妬に燃えるシーンもありました

外伝ではリフタンは幼いマクシーに花の冠をプレゼントされますが本編の最後エピローグにもお祭りで作った花の冠をプレゼントしますマクシーも気づいてないけど何故か懐かしい気持ちになります

他には、結婚する前どうしてもマクシーに近づきたい気持ちでクロイソ公爵（マクシーの父)にゲッシューを娘に捧げたいとリフタンがお願いするという場面もありますが、クロイソ公爵は平民出身をバカにして断ります...これも本編最後剣術大会で優勝したときに観客の前でゲッシューを捧げます（ゲッシューとは騎士が一生に１回だけ女性に捧げる忠誠の誓い)

騎士になる前、初めて剣術大会に出たときも観客の貴族の中にマクシーがいれば見れるかもというそれだけの理由で出場したという...そこで優勝してレムドラゴン騎士団に勧誘され入るのです

リフタンが傭兵時代、ルースに出会った頃彼は大怪我をして瀕死の状態になりルースに助けられるのですが、痛みの苦痛を和らげるための魔法で幸せな場面を思い浮かべろと言われるが1つも思いつかず...ただ唯一1つだけ幸せな記憶マクシーの幼い頃の姿を思い出し魔法で幻覚を見せてもらいます、そこからは疲れたときはいつも中毒のようにルースに幻覚を見せてくれとお願いしますルースも心配になるくらいに...

魔物討伐中に遺跡で見つけた宝石も売らずに取っておいたりとか物語には出て来ませんがお城にあった宝石やドレスもきっとマクシーのために取っておいたものだと思います（マクシーは元カノのものと思ってますが)

紛争仲裁のためにマクシーの実家のお城に出入りしている頃にはある貴族女性に誘惑され舞踏会の会場から無理やり連れ出されるも、マクシーに誤解されたくないあまりまた舞踏会に戻ってくるという...無理やりキスされて口紅がついているのをマクシーもしっかり見てたと後で告白するシーンもありますその上自分のこと見てたという告白にすごい嬉しそうなリフタン（かわいすぎる)

こんなふうに本編にもちょくちょくマクシー好きすぎる数々のエピソードが出てきたりしますが裏話っぽくて大好きです

リフタンの外伝はリフタンがどれくらいマクシーが好きだったか、彼の人生どれくらい寂しく辛いものだったかも表現されていて彼を知るにはとても重要な外伝だと思います