とうとうマクシミリアンが出発する日
へバロン目線で描かれたエピローグ。
お城のみんなやレムドラゴン騎士団のみんなに見送られマクシミリアンは挨拶をしながら目でリフタンを探します。彼は早くに城の外の用事に出かけたと聞きがっかりします。いつの間にかみんなに溶け込みみんなに愛される存在になっているマクシミリアン。
出発間際いつも反感の態度だったウスリン·リカイドも彼女にこれまでの無礼を謝ります。みんなに見送られ船に乗るまでリフタンの姿はありませんでした。
船が出発して間もなく
激しい蹄の音にレムドラゴン騎士団は剣を抜こうとします、すごい勢いでリフタンが馬に乗って走ってくるのが見え、へバロンはリフタンを押さえつけます、彼は海に飛び込もうとしているところ団員は必死で押さえつけるのでした...
헤바론은 욕설을 내뱉으며 그를 바닥에 우악스레 찍어 눌렀다.
へバロンは悪態をついて彼を地面に荒々しく押し付けた。
“그만해요! 이제 와서 뭘 어쩌겠다는 거야? 이제 단장이라고 해도 못 쫓아가요!”
「やめろ!今さら何をどうするんだ?もう団長でも追いつけねえよ!」
리프탄이 거칠게 가슴을 들썩거리며 가쁜 숨을 토해 냈다. 엉망으로 흐트러진 모습으로 점점 작아지는 배를 바라보는 보는 그의 눈이 격렬하게 흔들렸다.
リフタンはひどく胸を上下させ苦しそうに息を吐いた。ひどく乱れた姿で少しずつ小さくなる船を見ている彼の目がひどく揺れていた。
헤바론은 숨을 멈추었다. 마치 둑이 무너져 내리듯이 그의 몸이 힘없이 앞으로 기울어졌다. 꺼질 듯이 희미한 목소리가 들려왔다.
へバロンは息を止めた。まるで堤防が崩れるように彼の体が力なく前に倒れた。
消えそうな小さな声が聞こえてきた。
“…거짓말이었어.”
「...嘘だった。」
바닥으로 후드득 물방울이 떨어져 내렸다. 그의 몸을 꽉 붙들고 있던 헤바론은 멍하니 눈을 깜빡거렸다.
地面にボタボタと水滴が落ちていった。彼の体をしっかりとつかんでいたへバロンは唖然として瞬きをした。
리프탄은 자신이 울고 있다는 것조차 자각하지 못하고 있는 것 같았다. 그가 넋 나간 얼굴로 중얼거렸다.
リフタンは自分が泣いていることすら自覚できずにいるようだった。彼が魂が抜けたような顔でつぶやいた。
“기다리지 않겠다는 말… 거짓말이었다고.”
「待たないといった事...嘘だったんだ。」
거침없이 흔들리는 그의 어깨를 바라보며, 누구도 감히 입을 열 수가 없었다.
躊躇なく揺れている彼の肩を見ながら、誰もあえて口を開くことが出来なかった。
1部4巻エピローグより
韓国語の部分
キム・スジ著作
オークの樹の下より引用
日本語自身による翻訳
私の大好きな号泣場面でした
1部の最後の場面。
リフタンはどうやっても彼女を忘れることなんてできそうにありません。
この小説を書いたキム・スジさん
まだ年齢も若いみたいですが想像力といい
人物構成といい、人を引き付ける魅力のあるストーリー本当に天才作家さんです。
キム・スジさん他の作品にも興味あるんですが、またハマりすぎて何もできなくなるか怖くて...
ちなみにヒラン国哀歌という作品
妖怪とお姫様の話らしく...
涙と鼻水でやばいらしく読む前から期待感が半端ない作品のようです。