RIDIeBOOK表紙より
RIDIのeBOOK全５巻（１～４巻、外伝１巻）読み終わりました。
読むのが遅くて時間が結構かかりましたが特に後半になるにつれてどんどん引き込まれていく物語でした。ただの傲慢な男主人公の話と思いきや、デミアンもなかなかの一途っぷりでした。
デミアンは幼いころから自信満々で何でも自分の思うとおりに過ごしてきて、クロイ（原作ではクロイでした）に出会ってからは（これが愛とは知らず）自分のものにしようと追い詰めていくのですが、クロイはそんなことも知らずに（多少は気になっていたはず）最悪の印象を残してお互いに行き違いの感情のまま結婚することになります。デミアンは本当に好きで近づくけれどまるで好きな子をいじめてしまう小学生のように・・・でもデミアンの一途さにクロイはどんどん彼を愛していきます。
RIDIWEBTOONより
私の印象に残ったシーンは・・・クロイがデミアンの元を離れることになる事件がありデミアンはクロイが死んだ（クロイがそういう風に偽装します）と思って狂ったようになってしまいます、最愛の妻が消えてしまいデミアンはどうしても妻が死んだことを認められずに嵐の中彼女が入っているお墓を掘り返します。狂気的で印象的なシーンです。
그는 잠들 수 없는데 그녀만 잠드는 건 있을 수 없는 일이었다. 그의 아내라면 지금 그의 침실에 있어야 마땅하지 않은가? 게다가 그녀는 추운 걸 싫어했다. 추위에 돋아난 살갗에 몇 번이나 입 맞춰 주어야 그의 체온에 의지한 채 잠이 들었다.
그런 너에게 대지 속은, 너무 차갑잖아. 클로이.
품격을 배반한다 3권 | 김빠 저
彼は眠れないのに彼女だけ眠るのはありえないことだった。 彼の妻なら今彼の寝室にいるのが当たり前じゃないか？ それに彼女は寒いのが嫌いだった。 寒さで鳥肌が立つ肌に何度も口づけをし、彼の体温を頼りに眠りについた。そんなあなたに大地の中は、あまりにも冷たすぎるじゃないか。 クロイ。
その品格に反抗を 3巻 | キム·パ著
訳）妻の墓を掘る
"お前は死んでも"
"俺から逃げることはできない"
デミアンから逃れたクロイもデミアンのことを憎んでいるのですが本当の心の奥では愛しているのでした。
모든 일이 벌어지기 전, 그와 함께했던 달콤한 일상이 클로이의 머릿속에 저절로 떠올랐다. 그녀는 데미안이라는 남자가 여자를 어떤 식으로 사랑하는지 아는 유일한 사람이었다. 그녀는 멀리서 보랏빛으로 어둠을 물들이는 하늘을 보며 숨을 크게 들이쉬었다. 아름다운 새벽하늘의 잔상이 눈을 감아도 쉬이 사라지지 않았다.
품격을 배반한다 3권 | 김빠 저
すべてが起こる前、彼と一緒だった甘い日常がクロイの頭の中に自然に浮かんだ。 彼女はデミアンという男が女性をどのように愛すかを知っている唯一の人だった。 彼女は遠くから紫色に闇を染める空を見て大きく息を吸った。 美しい夜明けの空の残像が目を閉じても簡単には消えなかった。
その品格に反抗を 3巻 | キム·パ著
我儘で傲慢な性格とは相反し人生で一人だけ絶対的な愛を貫いたデミアン、クロイは静かに家族の幸せだけを考えて生きていくつもりが激動の人生になってしまいますが、これも彼女の運命だったのかなと、（話中で占い師にも言われていました・・・）デミアンのような人は個人的には苦手ですが（誰も聞いてないって？）傍観者としてはとても素晴らしい作品でしたザ・ロマンス小説！という感じです。愛、そして別れ、再会、アクションもあり・・・おすすめです！
↑RIDI原作ウェブ小説 １５禁（成人認証なしで読めます／翻訳アプリで読めます）
↑言わずと知れためちゃコミックでも連載中です
